気象庁の定義と現状
現在、世界中で気温の上昇が問題になっています。もちろん日本も例外ではありません。
日本国内の気温上昇の様子を見ていきましょう。
都市化の影響が少ない地域
年平均気温は100年間で1.5℃上昇しています。これは世界的に見ても大きい数値となっており、地球温暖化の影響だと考えられています。地球温暖化の主な原因は二酸化炭素などの温室効果ガスです。
都市化が進んだ地域(東京を例に)
年平均気温は100年間で3.3℃上昇しています。日本全体の100年間の年平均上昇気温の2倍以上です。これがヒートアイランド現象です。
気象庁のHPによると、ヒートアイランド現象は
「都市の気温が周辺よりも高くなる現象」(気象庁)
という定義がなされています。
ヒートアイランド現象でみられるの直接的な気候の変化は
①平均気温の長期的な上昇傾向
②昼間における高温化と熱帯夜の増加
の2つです。
それらの影響を受けて起こる現象として次の事柄が挙げられます。
・生態系の亜熱帯化
・局地的豪雨
・熱中症患者の増加
・エネルギー消費量の増加
(エアコンや冷蔵庫などの使用量が増えると考えられるためです。)
・蚊の越冬
(感染症を媒介しうるため問題視されています。)
・桜の開花時期のずれ
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