ヒートアイランドと地表面被覆

地表面被覆の改善には、大きく分けて2つ方法があります。
1つ目は海外の対策例で取り上げた遮熱性舗装、2つ目は国内の対策例で取り上げた保水性舗装です。
遮熱性舗装は、路面温度の上昇につながる赤外線を反射することで、路面温度上昇を防ぐ舗装です。一方、保水性舗装は、吸収した水分を蒸発させ、その際に周囲の熱を奪うことを利用した舗装です。

私たちは、ヒートアイランド現象について研究しているうちに、気温が上昇すると上昇気流が発生しやすくなることから、集中豪雨が多くなるのではないか、と仮説を立てました。

ここで、このグラフを見てください。

picture4-2.1
気象庁「1.1(1)都市化率と平均気温等の長期変化傾向」を基に独自で作成


このグラフは、都市化率と過去5年間の年間ゲリラ豪雨回数の平均値で相関をとったものです。
(都市化率・・・平成21年度の調査での観測地点を中心とした半径7kmの円内における人口被覆率。都道府県の右側の括弧が観測地点。
過去5年間・・・2015〜2019年)
集中豪雨と都市化率の相関を出したところ、0.6664の正の相関がみられました。そのため、都市化と集中豪雨の発生は関係があるといえます。

集中豪雨が発生すると、アスファルトなどで地面が覆われている都市では水害につながりやすくなります。そこで、ヒートアイランド現象に効果がある保水性舗装と、水害に効果がある透水性舗装を組み合わせた舗装はないかと調べました。そこで見つけたのが(株)佐藤渡辺が開発されたパーミアコンでした。
私たちはパーミアコンを開発された(株)佐藤渡辺に2020年11月11日にインタビューをさせていただきました。

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